玄関は明るく広々空間。
玄関収納はクローゼットのような仕上げになっているので、空間をすっきり見せる事ができました。
約25帖のLDK。マガジンラックとリモコンを集約した棚とTVボードはオリジナルで作製しています。
キッチンは吊戸棚をなくし、すっきりオープンに使える空間に。
白で統一されたキッチンは清潔感溢れるスペースです。
主寝室はロフトとウォークインクローゼットを併設。
立体的な空間づくりで天井も有効利用できました。
【写真左】 屋根裏を利用したロフトはご主人様の書斎スペースとして利用。
【写真右】ウォークインクローゼットは約4畳のスペース。ご夫婦の衣裳をたっぷりしまえます。
1階には奥様がピアノの先生をされている事もあり、教室を併設しています。
約10帖のこの空間は天井と壁には遮音シートを貼り、扉は防音扉を採用しています。
客間としても利用できる独立した和室は、奥様の趣味である茶道の為の炉も設置しています。
内部工事ではクロスを貼り終え、
各設備機器の設置、建具が搬入されました。
ピアノ教室となる洋室は、壁と天井に防湿遮音シートを貼っています。
このシートは音を物体に反射させ、反対側へ透過させないようにします。
壁内部への湿気の侵入を抑え、木材の腐朽による住まいの耐久性の低下も防ぎます。
フローリングを貼る作業中です。
フローリングの下にあるのは、ヒートポンプ式の温水床暖房です。
ヒートポンプ式とは、 水が高い所から低い所へ流れるように、熱もふつうは高温部から低温部へと移動します。
ヒートポンプはその流れを逆にして、熱を低温部から高温部へ汲み上げる装置。
原理としては、液体が気化するときには周囲の熱を奪い、反対に気体が液化するときは
熱を発生させるという物体の性質を利用しています。
ヒートポンプは熱を汲み上げるための圧縮機に電気を使いますが、
消費電力に対して3~5倍の熱エネルギーを得ることができる、
きわめてエネルギー効率の高いシステムである点が特長です。
サイディングを張る前の工程です。
外部からの雨水などを防ぐため、全体に防水シートを、
開口部の廻りには防水テープを隙間無く張りしっかり固定します。
上記の工程が終わると、サイディングを貼る作業が順次行われます。
天井軒天部分には専用ボードが貼り終えました。
断熱材の吹付け工事が終わりました。
外部に面する壁・天井はすべてこのフォームライトを吹付けます。
フォームライトとは、簡単に言うと冬暖かく、夏は涼しく過ごせる優れた断熱材です。
液状で塗付する為、わずかな隙間にも入り込み、気密性が向上します。
そして空気に触れるとこの液体が100倍に発泡、つまり99%が空気という環境にやさしい断熱材です。
外壁を張る前に下地材の"ダイライト"を張る作業にかかっています。
このダイライトは、防腐・防蟻性・寸法安定性・透湿性に優れた下地材です。
そして何よりダイライトの壁は力を全体で受け止め、分散させるために万一の災害にも優れた強度を発揮し、
耐震性・防火性に優れた材料です。
平板瓦がメインに一部はガルバリウム鋼板が施されます。
2月25日(大安)
約55坪の家の上棟が無事執り行えました。
朝から中島部長も厳しい眼差しで見物中です。
上棟を目前に着々と工事が進んできます。
これは基礎と柱をつなぐ土台が組み込まれています。
規定通りになっているかチェックをしている写真をよく見ると
基礎と土台の間に黒いモノがあるのが分かると思います。
これは基礎パッキンです。
土台と基礎の間にキソパッキンを設置するだけで床下全域の湿気を排湿でき、
良好な床下環境をつくることで断熱材の性能を維持。
さらに土台の腐れを防ぎ、シロアリや腐朽菌を寄せつけない好条件をつくることができます。
基礎工事では配筋が組まれ、型枠ができあがりました。
コンクリートを流す前に、しっかり図面通りに配筋できているかチェックしています。
タテヨコの配筋の間隔の数値は場所によって違ってきます。
これに合格しないと残念ながら次の工程であるコンクリートは流せません。
砂を敷き均し、基礎工事の準備中です。
まず建物の形に砂を敷き均し、基礎を支える地盤を丈夫に固めるための作業を終えました。
そこには配管のパイプや地鎮祭で頂いた鎮め物を一緒に設置します。
HS様のイメージパース。
白めの外壁に瓦屋根を乗せた落ち着きのある外観に。
内部は約25帖のLDKが温かみのある色合いで揃えています。
奥様がピアノの先生なので、防音仕様のピアノ教室も隣接しています。
12月23日、朝から雪がチラついていましたが、
無事に執り行う事ができました。
御両家そろって参加して頂き、にぎやかな地鎮祭となりました。