

建築にあたり、いくら丈夫な基礎を施工しても地盤が緩いと沈下する恐れがあります。
建築前には必ず地盤調査を行い、安心をより確かなものにしています。
地盤調査の結果に基づき、改良が必要と判断された場合は地盤改良を行います。
改良箇所は家の間取りや配置によって異なるため、
主要構造部分に印がつけられます。
基礎の枠が出来上がりました。
基礎の設計も構造計算により実施。
あらかじめ調査した地盤のデータや建物の重量などを入力し、最適な基礎を一邸一邸個別に設計します。
構造計算通りに配筋がされているかしっかりと検査を行い、
検査に合格するとコンクリートが流し込まれます。
【写真上】
耐力壁の施工チェックをしています。
【地震・台風・火災に強い耐震ボード「ダイライトMS」】
現代の家づくりでは柱と強い「壁」を組み合わせて家全体を
支えます。面材の「壁」は地震の強い力を"面"で分散させてしまうので、
高い耐震性を実現します。
また、「ダイライトMS」は室内の湿気を外壁通気構法で
屋外に排出するので、結露が発生しずらく、
無機質素材のため防蟻や防火性能にも優れた性能を持った素材です。

【写真上】
断熱材が施工されました。
外気の影響を一番受けやすい屋根と外壁部分にはスーパージェットファイバーが施工されています。
【スーパージェットファイバー】
スパージェットの主原料は新聞店などで売れ残った新聞をリサイクルした、天然の木質繊維です。
吸音性にも優れた断熱材です。
どんなに断熱しても断熱材のスキマがあれば、そこから快適温度は逃げてしまいます。
スーパージェットファイバーは断熱材を専用マシンで適正密度に吹き込む工法を採用。
小さなスキマにも断熱材が入り、壁や天井、床をすっぽりとくるみます。
【写真左上】断熱材が規定通り施工できているかチェックをしています。
【写真上】ホールダウン金物のチェックをしています。地震や台風時に柱が土台や梁から抜けるのを防ぎます。

【写真上】ウォルナットの重厚感が落ち着いた雰囲気のリビングルームに仕上がりました。
【写真左上】寝室には腰壁が設けられ、間接照明で空間が演出されています。
【写真右上】縦に伸びた通路が広がりを生み出す、玄関ホールです。
奥には収納が設けられています。