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滋賀の家づくりメディア

2022年03月31日

【おすすめ】実は良いことだらけ?!断熱リフォームについて紹介!!

家の中で冬は寒く、夏は暑いと感じると感じることはないでしょうか。その原因は、断熱不足なのかもしれません。断熱性を高めるには、断熱リフォームが効果的です。今回は、断熱リフォームの種類・費用・工期、効果について解説します。

良いことだらけ?!断熱リフォームの効果!

断熱リフォームを行うと、1年を通じて快適に過ごすことができます。ここでは、その効果について解説します。

表面温度が上昇する

断熱性能が低い住宅の場合、壁や窓、床などの表面温度が低くなります。体感温度は、以下の計算式で求められます。
体感温度 = ( 表面温度 + 室温 ) ÷2

しかし、室内温度を高くした場合でも、表面温度が低ければ、体感温度は低くなるでしょう。

家の温度差を抑えられる

家で快適に過ごすためには、夏は涼しく、冬は暖かい環境が必要です。特に築年数が古い物件では、壁や床などの表面温度が夏になると高く、冬には低くなる傾向にあります。そのため、冷暖房をつけていても快適に過ごせません。また、老朽化が進んだ気密性が低い家は、隙間風が入ってくることが多くなります。しかし断熱性を高めたリフォームを実施することで、夏は熱気が入りにくく、冬は冷気が中に入ることを防止します。したがって、家の温度差を抑えられ、冷暖房が効きやすく、快適に過ごすことができます。

光熱費を節約できる

光熱費は、生活に必要不可欠で毎月支払いが発生する費用です。前述の通り、断熱性能が低く、冷暖房が効きにくい部屋では、その分光熱費がかかってしまいます。断熱性能を高めるリフォームを行うことで、これまでより冷暖房を快適に使用できるほか、温度差が小さくなるため、外気温の影響を受けにくく、光熱費の節約につながります。

健康維持につながる

室温を一定に保つことができると、急激な温度差による体調不良の予防につながります。
例えば、冬場は室内と浴室の温度差により、血圧が上昇し、湯船に浸かると血圧が低下するのです。この繰り返しにより、心臓に負担がかかることでヒートショックを引き起こす原因になります。場合によっては、脳卒中や心筋梗塞を発症する可能性もあるため、注意が必要です。一方、夏は、近年の猛暑により、家の中でも熱中症のリスクが高くなります。

建物の劣化防止

外から冷気が入ると、窓に結露が発生します。特に木造住宅では、主要構造部の柱や土台などが結露により腐食する可能性が高いです。暖かい空気が冷たいものに触れると水蒸気となり結露が発生しやすくなります。したがって、​​冬は結露が起こりやすく、窓やサッシに多く発生します。また、カビやダニの増殖でアレルギー症状など、健康に悪影響を及ぼす場合もあります。木造住宅で結露が多くなる場合は、木材腐朽菌が繁殖しやすくなるため、注意が必要です。

断熱リフォームの種類・費用・工期について

断熱リフォームの種類

断熱リフォームの種類には、内断熱と外断熱があります。

「内断熱」

断熱材を柱と柱の間に入れて断熱層をつくります。主な断熱素材は、グラスウールやセルロースファイバー、ポリスチレン、ウレタンなどです。「断熱パネル工法」や「吹き込み工法」も内断熱の一つです。ボード状やシート状、粒状の断熱材を入れる工法です。内断熱は「内張り断熱」「充填断熱」とも呼ばれています。昔から多く使われている工法で外壁に影響を与えず、デザイン性が損なわれることはほぼありません。また、建物全体を覆う必要もないため、外断熱より​​低コストが実現します。ただし、外断熱に比べ気密性が低く、外気温の影響を受ける場合もあり、結露が起きやすくなります。工事費用は、​​外断熱と比べて安く済みます。

「外断熱」

建物の基礎部分など、建物全体を断熱材で包み込む工法です。主な断熱素材は、プラスチックや発泡素材などが多く使用されています。「湿式工法」や「乾式工法」も外断熱の一つです。湿式工法とは、モルタルやコンクリートなどの​​塗り壁材をコテを用いて下地材の上から塗っていく工法です。乾式工法は、工場で生産された石膏ボードや合板などを設置する工法です。外断熱は、建物全体を断熱材で包み込んでいるため、建物の内側と外側の温度差が小さく、結露が発生しにくいのが特徴です。また、外気温の影響を受けにくく、室温が一定で1年を通じて快適に過ごすことができます。工事費用は、​​内断熱と比べて割高になります。

断熱リフォームが適用できる場所
屋根、外壁

夏に屋根から熱気が感じられる場合や冬に冷たい風が入ってくる場合は、天井の断熱リフォームが適しています。天井裏の広さや強度などにより、断熱材を直接入れるか、天井を剥がして断熱材を入れるかなど、方法が異なります。外壁の断熱リフォームは、塗料を塗る方法や外壁材に断熱材を張る方法です。断熱塗料を塗る方法では、足場を組み、高圧洗浄で外壁の汚れを落とします。
費用は、1㎡あたり2,000〜8,000円程度です。

窓サッシの交換や内窓の取り付け、ガラスを断熱ガラスに交換する断熱リフォームなどがあります。費用は、約5〜30万円程度です。窓の断熱リフォームで、結露対策や冷暖房の省エネ効果が実現できるでしょう。

床下

フローリングや畳、床下地などの裏に断熱材を設置します。一般的な施工方法で床の冷たさを解消することができます。費用は、1㎡あたり3,000〜5,000円程度です。

壁のリフォーム

壁の断熱リフォームは、局所断熱と全体断熱、ゾーン断熱に大きく分けられます。局所断熱は、​​​​​​一部の部屋のみに断熱リフォームを施す方法で、費用や工期を抑えることが可能です。全体断熱は、家全体に断熱リフォームを施す方法で、外壁や天井、内壁などすべての部分が対象となります。ゾーン断熱は、生活の中心となるリビングや水回りなどを断熱する方法です。言わば、全体断熱と局所断熱の中間的な断熱リフォームです。壁の断熱工事には「充填断熱工法」「外張り工法」「吹込み工法」の3つがあります。断熱材は、繊維系と発泡プラスチック系の2種類が一般的です。建物の構造により、断熱材や断熱工法が異なります。
費用は、一般的に1㎡あたり7,000〜15,000円程度です。壁を剥がす場合は、追加の費用が発生します。

おわりに

今回は、​​断熱リフォームの種類・費用・工期、効果などについて解説しました。断熱リフォームの種類には、内断熱と外断熱があります。しかし、建物の構造や断熱リフォームが適用できる場所により、断熱材や断熱工法が異なります。したがって、建物の状況やライフスタイル、予算などを考慮しながら断熱リフォームを検討しましょう。

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