SPOT BLOG現場レポート
無垢羽目板
2024年03月13日 |
外壁材に使用した無垢羽目板です。
今回の現場は杉の無垢羽目板を使用しています。
施工後、半年程経過しましたが、早くも経年変化が表れてきました。
①屋根庇あり/雨掛りほぼ無し/正面釘留め
ほぼ施工当時と変化はなさそうです。
次は、同じ現場で、
②屋根庇あり/雨掛りあり/実面釘+ボンド留め
表面に風合いの変化が見られ、ジョイント部分の隙間も空気の乾燥で広がっています。
どちらも、同じ現場での施工になりますが、外的要因により変化の違いが見られます。
雨掛りありの箇所は、今後さらに変化が表れると思います。
無垢の材料は、施工した時から、状況に応じて変化します。
表面の色ムラ、表面の割れ、伸縮による隙間・・・
デメリットでもありますが、この変化こそが無垢材の、本物の持つ経年変化かと思います。
これから、表面の色が抜け杉特有のシルバーグレーの様な色合いになるのが愉しみです。