築26年 実家の離れを若夫婦の新居へリフォーム。
ご夫婦とお子様2人の4人家族のY様。アパート暮らしが手狭になり、新居を考えておられました。そこで、ご実家の使
用していない離れをリフォームし、新居にしたいとのお話を頂戴しました。
築26年の離れは昔ながらの土壁の家。外壁の焼き板も色あせが目立ちます。土壁の断熱材がない家では冬場に暖房器具で
家の中を温めても、すぐに暖かい空気が逃げて行ってしまいます。ランニングコストの面でも断熱性能を高める事は重要で
す。また、家の中には段差が多く、階段も急で小さいお子様も危険です。動線をスムーズかつ安全にする事も課題の一つで
す。
使用できるものは再利用する。
解体工事では既存の内壁をすべて取り払いました。使用できる柱は使用し、補強が必要な箇所には柱を入れ筋違を通します。
そこに断熱性を高めるための断熱材を施工し、窓ガラスをより気密性の高いLow-E複層ガラスに交換しました。窓ガラスのサ
ッシは既存のものを再利用しています。
生活スペースを1階に集約。明るく生まれ変わった新居。
玄関の壁に貼られたニオイ吸着力のあるエコカラットはお施主様自ら施工されています。自分たちで住まいを造り上げて
いく事でより愛着が沸き、刻まれた歴史の重みを感じられるリフォームとなりました。