19日の上棟に向けて、土台を基礎としっかりつなぎ、断熱材が敷かれました。
弊社では床下の湿気を防止し、構造材の劣化を防ぐ基礎パッキン工法を採用しています。
この工法にすることで、基礎事体に穴を開けないので、基礎強度を損なうことなく、土台の腐れを防止します。
先日、型枠に流し込んだコンクリートが固まって、基礎が出来上がりました。
当社の大半はこのベタ基礎を採用しています。
ベタ基礎は鉄筋コンクリート面全体で建物を支える構造になっているので、地震や台風などの衝撃を効果的に地盤へ逃がすことが可能だそうです。
また地面をコンクリートで覆うのでシロアリを防いだり、地面からの水蒸気を防ぐ効果もあるそう。
ベタ基礎は不同沈下を起こさせないと言われていますが、敷地全体の地耐力が均一でない場合は、片方が沈み、もう片方が浮き上がるなど不同沈下が起こる可能性があります。
その為に、事前に地盤調査を実施し、必要・最適な補強を行う必要があるんです。
【写真上】屋根裏は、全面ミラスルーが張られています。
どうしても太陽光の熱を一番受けるのが屋根。その熱が小屋裏へと伝わっていくと、
どうしても夏に家の中の暑さが逃げなかったり、温度ムラの原因になったり・・・。
そこで、このアルミ面が太陽光を遮熱するとともに、断熱部で家の中の熱が外に逃げるのも防ぎます。
独特の製品形状により遮熱・断熱性能を上げながら、通気も確保されているので、1年を通して快適にお過ごしいただけます。
『ミラスルーとは』
ポリスチレン発泡体にアルミ蒸着フィルムを貼り合わせた遮熱、通気、断熱の三要素を兼ね備えた総合部材です。
【写真上】断熱材(フォームライトSL)の吹き付けが始まりました。
柱のほんのわずかな隙間もしっかり密閉し、断熱性能を高めます。
この断熱材は、住まいの大敵である壁体内結露を防止し、耐久性に優れています。
また、温度ストレスのない快適な室内環境が得られるほか、ダニ・カビの繁殖を押さえ、健康的な生活空間を実現します。
【写真上】透湿・防水・防風シートを貼って、通気胴縁材を取付けた状態です。
通気胴縁は、外壁に通気層を設けるためと、外壁材をとめるための下地材としての役割があります。
この通気胴縁材に金物を取り付けてサイディングを施工していきます。
【写真上】バルコニーの防水工事が完了しました。
上棟後の接合金物を取り付けます。
地震や台風による水平力を受けた場合、耐力壁に接する柱を引き抜こうとする力が発生します。
その為の強い躯体を築くためには、部材同士の接合部を強固に緊結することが大切です。