壁面に遮熱透湿防水シートが施工されました。
このシートは高密度ポリエチレン不織布タイベック®にアルミニウムを蒸着させ、さらに繊維の一本いっぽんにアルミニウムの劣化を防ぐ抗酸化樹脂コーティングを施した遮熱シートです。
アルミニウムは、高い赤外線反射率を持ち、熱の反射を抑える特徴があります。
この特徴を活かした遮熱透湿防水シートは赤外線反射率85%という、高い遮熱性を有しています。
夏は屋外からの輻射熱を反射し室内を涼しく、冬は屋外への熱の放射を抑え室内を暖かく保ちます。
【写真上部】木で枠が組まれ、部屋の間取りがだんだん見えてきました。
【写真下部】以前工務室だった場所が次は総務室になります。監督と間取りのイメージを確認中です。
【写真左】床が一部削られ、配管が通されました。
【写真右】木で囲まれた場所にお手洗いが新設されます。
【写真上】
基礎と土台の隙間にパッキンが挟まれています。基礎と土台を絶縁することで腐朽菌や
シロアリからの被害を未然に防ぎ、建物の耐久性や建材の持つ性能を十分に発揮させます。
外壁が抜かれた場所に木の枠が組まれました。鉄と木の組み合わせがなんとも
おもしろい光景ですが、ここに防水シートを施工し、断熱材を入れて…と
おなじみの光景で工事が進んでいきます。
既存の屋根上に木で枠組みを作り、その隙間を埋めるようにスーパージェットファイバーを
敷き詰めていきます。
屋根は一番日光の影響を受けやすい場所です。屋根裏の断熱をしっかりすることで
日光の熱の吸収が抑えられ、夏を快適に過ごせます。
冬は部屋の中で温めた空気を外に逃がすことなく、しっかり断熱してくれます。
解体工事が一段落し、断熱工事へ移行します。クレーンで断熱材を運んでいます。
今回使用する断熱材は『スーパージェットファイバー』です。
スパージェットの主原料は新聞店などで売れ残った新聞をリサイクルした、天然の木質繊維です。
地球にやさしいエコ素材です。
どんなに断熱しても断熱材のスキマがあれば、そこから快適温度は逃げてしまいます。
スーパージェットファイバーは断熱材を専用マシンで適正密度に吹き込む工法を採用。小さなス
キマにも断熱材が入り、壁や天井、床をすっぽりとくるみます。