2010年12月の地鎮祭から半年が経ち、いよいよ完成です。
玄関の前には視線を遮る格子を設けた、和風の外観が顔を出しました。
【写真左】来客用とプライベートを扉で分けた玄関。プライベートの玄関はコートなども掛けられるパイプを設けています。またベビーカーなども一緒に片付けられるスペースがあります。
【写真右】玄関から直接行ける和室はLDKにも繋がっており、お子様のお昼寝時など、くつろげるスペースに。押入の下は春になるとお雛様を飾れるようにサイズを合わせてあります。
【写真左】LDKは対面キッチンにし、吊戸を設け収納充実型。ほどよくキッチンを隠します。
【写真右】冷蔵庫やカップボードを壁にすっきり付けられるように、コンセントは壁をくりぬいて設置しました。
洗面台の収納をは別に収納庫を設けているので、着替えやタオルなどをたっぷり収納できます。
間仕切戸で2部屋に仕切れる洋室は、各部屋にはクローゼットが配置されるようになっています。
【写真左】バルコニーは主寝室と洋室2か所から出入りができるようになっています。
布団を干すときは廻り込まずに済むように動線を考慮してあります。
【写真右】約4帖の書斎には壁一面に可動棚とカウンターを設けました。
断熱材(フォームライトSL)が吹付けられています。
フォームライトSLはノンフロンの硬質ウレタンフォームで、対象物に吹付けられると瞬時に反応を開始し、数秒で100倍に発泡し、わずか1%の樹脂と99%の空気からなる発泡体を形成します。フォームライトSLは断熱性のみならず気密性や防音性などに優れており、木造住宅の断熱・気密を目的に広く用いられています。
断熱材を吹付ける前に施工させる屋根の通気スペーサー(通気くん)が貼られました。
通気くんの役目は、野地下地材(屋根下地)と屋根の断熱材の間に入れるスペーサーで、屋根の通気層を確保します。
屋根から伝わってくる熱は、この通気くんを抜けて、屋根換気口から、排熱される仕組みです。
さらに、ダンボール素材のため透湿性があるので、湿気の排出を妨げません。
サッシの結露等で、木材が腐食しないように、全ての開口部の内と外の下枠に、水切りシートを貼っています。
窓枠下の、黒いシートが、水切りシートです。
金物検査の最中です。
地震や台風、積雪に強い躯体を築く為に、部材と部材の結合に使用する構造金物類の取り付け位置は構造材同様、コンピューターで算出しています。
その図面通りに用途に合った金物がしっかり付いているかチェックしていきます。
同時に電気の配線工事に取りかかっていました。