屋根部分の断熱における通気層「通気くん」の施工がおわりました。
これは、屋根と天井断熱材の間に空気層を作り、主に太陽熱で熱せられた空気を棟の部分から排出するのにとっても役立ってくれます。
素材は段ボールですが、透湿性があり、さらに表面が滑らかで素晴らしい利点があります。しかも、リサイクル素材を使用しているので地球にも優しいんです。
断熱材(フォームライトSL)の吹き付けが始まりました。
この断熱材は、住まいの大敵である壁体内結露を防止し、耐久性に優れています。
また、温度ストレスのない快適な室内環境が得られるほか、ダニ・カビの繁殖を押さえ、
健康的な生活空間を実現します。
透湿・防水・防風シートを貼って、通気胴縁材を取付けた状態です。
通気胴縁は、外壁に通気層を設けるためと、外壁材をとめるための下地材としての役割があります。
この通気胴縁材に金物を取り付けてサイディングを施工していきます。
また、サッシ廻りなどに防水水切シート(黒色)が貼られました。
このシートは温度変化による寸法変化や劣化が少なく、安定した防水機能を発揮し、 耐久性に優れ、長期使用での物性変化も殆ど起こりません。
このシートを貼ることで雨水などによる木枠部分の腐食を防ぎます。
サッシの取付工事が始まりました。大きなサッシが入り開放感のある空間になります。
またガラスはlow-eガラスを使用しています。
low-eガラスはペアガラスの内側に特殊皮膜を持つガラスがはめこまれています。
通常ガラスよりも日射熱取得率と可視光透過率が低くなり、日差しによる熱を透しにくいガラスです。
省エネ効果もあり、夏の節電問題でも一役買ってくれそうです。
耐震金物の取付が終わりました。
1つずつ検査をし、図面通りの金物が、図面通りに付けられているか、またしっかり締まっているかを確認していきます。
4月15日(大安)
無事に上棟を終え屋根を伏せ、アスファルトルーフィング(アスファルトを使用した防水シート)も敷けました。仕上げ材(瓦など)の防水機能が低下しても雨水の浸入を防ぐ為、下地のルーフィングは2重,3重に貼り重ね、ピンホールを防水テープで補強しています。