2階部分の全面リフォームが完成しました。
ホールは白を基調に明るい空間へと一新しました。
LDKは約20畳の広々空間が生まれました。
キッチン横の柱は耐震上抜けない為、邪魔にならない配置にしています。
また、キッチンの作業台にコンセントを設けています。
フードプロセッサーやミキサーを使うときになどに重宝し、他のお客様からも好評です。
リビング横に配置された和室は、書斎や、客間としてお使いになられる予定です。
襖と同じ柄の額はお客様のご要望で作成しました。リビングからの入り口部分に飾られるます。
主寝室はTVやPCが置けるカウンターがあります。
上部には本などもしまって置ける棚も設けてます。
また、クローゼットとは別に約4畳のウォークインクローゼットも配置し、以前からお使いの箪笥などもしっかり収納できます。
14畳のオープンルームは既存の梁を意匠的に見せ、迫力のあるスペースに。
将来はクローゼットを設置すると2部屋に仕切ることもできます。
洗面室はキッチンから行き来しやすいので、お料理の合間などに洗濯がしやすい配置です。
トイレは、くつろぎのスペースより奥まった場所に配置されているので、音とかも気になりにくく、気兼ねなく使えます。
コンセントの位置は既存の家具に合わせて、設けています。また、壁をくりぬいてあるのは、家具が壁にぴったり付けられるように、加工しました。
床組を終え、天井の下地組も終えていました。
迫力ある梁があるお宅ですが、KR様のご希望のシンプルで洋風の空間作りのため、今回はあえて梁を隠しての工事となります。
解体工事を終え、大空間が生まれ、床組の作業がはじまりました。
床の部分に横たわっている下地の材木を根太(ネダ)と言いますが、一番大切なのはその根太がしっかりと躯体に緊結されているかということ。
根太は床材または床下地板を受けるためにありますが、普通は全て平行に配置されます。
そしてKR邸の場合は断熱材を1Fの天井と2Fの床との間に入れています。
キッチンの吊戸棚はあえて付けずに、オープンなスペースに。約20帖の広い空間が生まれます。
【左】リビング横に設けた和室は床の間を設え、来客時にはもちろん、くつろぎのスペースとしても活用します。
【右】約14帖のオープンルームは扉を2か所設け、将来は二部屋に区切ることもできます。
2F全面の解体工事が始まりました。
主要な柱はそのままに、床・壁・天井を全て取り除かれました。