無事に上棟を終え内装工事が始まりました。
この黒い木は以前に住まわれていた家の梁です。
大工の鳴チャンが当社の事務所横で一生懸命削って、綺麗に加工してくれたもの。
装いを新たに2階のリビングに現れてくれます。
外装が決まりました。
いくつか提案していた中で、これを選んでいただきました。
先日、型枠に流し込んだコンクリートが固まって、基礎が出来上がりました。
当社の大半はこのベタ基礎を採用しています。
ベタ基礎は鉄筋コンクリート面全体で建物を支える構造になっているので、地震や台風などの衝撃を効果的に地盤へ逃がすことが可能だそうです。
また地面をコンクリートで覆うのでシロアリを防いだり、地面からの水蒸気を防ぐ効果もあるそう。
ベタ基礎は不同沈下を起こさせないと言われていますが、敷地全体の地耐力が均一でない場合は、片方が沈み、もう片方が浮き上がるなど不同沈下が起こる可能性があります。その為に、事前に地盤調査を実施し、必要・最適な補強を行う必要があるんです。
基礎の上に乗っている土台は檜の乾燥材を使用しています。
木の収縮する性質がそのまま出ると狂い、歪み、割れ等の心配があるので、
それを防ぐために、乾燥した材料を使っています。
基礎の型枠ができ、その枠の中にコンクリートを流し込んでいます。
解体時に大切に取っておいた丸太を、新しく建設する2階のLDKの梁に使います。
それまでに、綺麗に磨いて、色を塗りなおしてとさまざまな工程を経て再生させます。